INTERVIEW

  • Soichi Watanabe

    渡辺 壮一

    食を通じてお客様の健康を作る

  • 社会福祉施設 / 調理師

  • 2000年入社 中途

食を通じた、お客様との会話を心の糧にして

私が幼い頃、実家はお鮨屋を経営しており、職人の父親の背中を見て育ちました。
父の「有難うございます」、お客様の「ご馳走様、美味しかったよ」、この言葉に小さい頃から馴染みがある私は、今でもこの言葉を大切にしています。

現在、私は社会福祉施設で1日に200食近いお食事を作っております。
カウンター越しにお客様の様子が伺えるので、何か必要なことがあれば迅速に対応できるよう準備しているのですが、そのカウンター越しに「美味しかった、また食べたい」、「有難う」などと声をかけてくださいます。
たった一言ではありますが、私はお客様のこの言葉で「よし、また頑張ろう」と仕事に向かうことができます。

トラブルが起きからこそ実感できた、人柄の良さを大切にしたい

私は調理師として働く傍ら、スーパーバイザーも兼務しています。
強い会社作りを目標に、一人ひとりがお互いの力を合わせて一本の柱にしていくお手伝いをさせて頂いている中で、これこそが強い会社の根源となる、と思う体験がありました。

以前担当していた老人保健施設にて、大きなイベントの前日に1人の社員さんが体調を崩してしまいお休みすることがわかりました。
シフトを調整するにもどうすることもできず悩んでいたとき、1人の社員さんが「以前体調を崩したときに助けて頂いたので、私のシフトを変更しても大丈夫です」と協力の声がかかりました。
その社員さんの協力のおかげでイベントを無事に終えることができました。私は普段からお互いを助け合うという気持ちがある環境から生まれた協力性だと感じ、この良さを会社として伸ばしていきたいと考えています。

会社を成長させていく、その一員であると思える職場

自分も年齢を重ねて気付いたことがあります。働くにも、人助けをするにも、好きなことをするにも、自身が健康でないとできないと。
健康を作る一因となるのが食事です。食を通じてお客様の健康を作る、弊社の作る給食は今後更に需要が高くなると感じています。

これからまだまだ伸びる、地域に密着していて安定感がある、大手と違い経験問わず頑張ればチャンスをいただける、人間関係も良好で、これほど環境の整ったやりがいのある職場はなかなかないと思います。

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